ボリュームが出る『ピエテ』のパーマで失敗しない秘訣

ピエテで失敗をしない秘訣!①

パーマの得意な人が、シリコーン除去の意味を理解して
ピエテの塗布量を理解した時、ボリュームが出て強いパーマがかかり失敗しません。
しかし、シリコーンを除去しないで、今までのパーマのように1剤をタップリ塗布して
パーマをかけると、必ず失敗をします。
ウェーブスタイルの写真

しかし従来のパーマは前処理・後処理と髪を傷めない処理が面倒。
そのうえ、
ピエテで失敗をしない秘訣!1
それでもシャンプーをした後思い通りのセットスタイルにはなりません。

「だからケラチンでかけるピエテのパーマです」


でも失敗をしたら元も子もありません。
ピエテの失敗しない秘訣を参考にして
ピエテでオシャレなパーマを楽しんで下さい。

ピエテで失敗をしない秘訣!②

ピエテを毛髪の内部に完全に浸透させる。

シリコーン除去
シリコーン除去
. ピエテの失敗の7割はPTMでシリコーン除去をしない失敗。

パーマ パーマの有効成分は分子量が小さいので毛髪に浸透します。
そのために、パーマはかからない失敗が少ない割に、
髪を傷めるという失敗が深刻です。
ピエテ ピエテは有効成分が高分子のケラチンタンパク質のために、
毛髪の表面にシリコーンが付いていると、
毛髪の内部へ浸透しません。そしてパーマがかかりません。
そのために、ピエテでパーマをかける時には、
毛髪の表面に付いているシリコーンを、
シリコーン除去剤のPTMで除去してから、パーマをかけるのです。
ピエテでかけるパーマはシリコーン除去が必須のプロセスです。
※PTMでシリコーンを除去しなければ必ず失敗をします。

<PTMでシリコーンを落とすプロセス>
PTMでシリコーンを落とすプロセス
PTMにはシリコーンを溶かす油成分が入っています。
<油の汚れは油で落とすという常識でシリコーンを落とします>

ピエテで失敗をしない秘訣!③

乾いている髪が湿る少量が、パーマを強くかける塗布量。

塗布量
ピエテ1剤塗布
. ピエテの塗布量

ショート    20~30ml
セミロング   30~40ml
ロング     50~60ml

パーマの塗布量とピエテの塗布量の違い

・パーマは、髪がヌルヌルになるくらい多目に塗布する。
・ピエテは、瞬間接着剤の塗布量。

瞬間接着剤は接着面に少量塗布します。
多目に塗布すると接着しません。

ピエテも瞬間接着剤と同じように少量が理想的な塗布量。
ピエテは毛髪に浸透して、コルテックスの隙間に少量浸透して、
ロッドの形状を記憶して強いパーマがかかります。

ピエテで失敗をしない秘訣!④

1剤と2剤の失敗をしない放置タイム

piete_hikaku011
ピエテはオーバータイムの失敗のない安心してパーマをかけられるパーマです。
そのために、1剤のテストはリッヂと弾力が出てから2剤を付けます。
その時に、中間水洗と酸リンスをしてしまうと、失敗をしてしまいます。

パーマの
放置タイム
パーマは毛質に合ったプロセッシングタイムで
中和をしないと、パーマがかからなかったり、
強くかかり過ぎる失敗を必ずします。
ピエテの
放置タイム
ピエテはオーバータイムの失敗のないパーマですから、
1剤のテストは強めにして下さい。
2剤は健康で丈夫な髪にするテストですから
トリートメントタイムの25分間、しっかり置いて下さい。
25分でロッドを1本外して毛先が少しでもザラ付いていたら、
さらに5分追加して下さい。
毛先までツルツル・コリコリと健康な髪になっています。
・ピエテ1剤のタイムの目安
ヘアカラー毛     3分前後
乾燥毛       5分前後
健康毛       10分前後
・ピエテ2剤のタイム
トリートメントタイムの25分