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アトピー性皮膚炎と食生活と地域性 アトピー性皮膚炎と食生活と地域性

 

現代の日本人の4人に一人、いや、皮膚を引っ掻いて現れる「白色皮膚描記症」と言う診断方法で、日本人のアトピー体質を診断すると、10人のうち9人は、皮膚を引っ掻いた後が赤くならず、白くなる白色皮膚描記症と診断される。
このように、最近の日本人のほとんどがアトピー体質で、その20%~30%がアトピー性皮膚炎の傾向にあると判断される。
1960年代までの日本には、アトピー性皮膚炎の患者は僅かであった。
アトピー性皮膚炎の第一人者である徳田安章名誉教授のお話では、徳田名誉教授がインターンの頃、大学病院に来院するアトピー性皮膚炎の患者は、年に数名であったと言う。
しかもその数名の患者の症状は、現在のように重症ではなく、アトピー性皮膚炎とは識別が困難な位軽度であったと言う。
私が韓国に「韓国システム協会」を設立し、アレルギー対応の「友喜美粧品」を発表した1994年当時は、皮膚の弱いアトピー体質と推測される人は多かったが、アトピー性皮膚炎と診断された人達は少なかったので、アトピーやアレルギーという話をしても理解をしていただくのが困難だった。
それから10年後の中国でも、アトピーやアレルギーは、一般人には理解されない皮膚疾患であった。
1960年以降、アトピー性皮膚炎は、急増するのだが、人々の間で話題になり始めた頃には、生後1~2ヶ月より口の周りや頬等に症状が出始め、3歳前後で治ってしまう軽症が多かった。 しかし、それ以降は症状が次第に重篤になり、2歳頃より発疹は乾燥性になってかさぶたになり、腕や足は鳥肌様のアトピックドライスキンになり、頸や腕・足の屈曲部では慢性的に掻く事によって出来る苔癬化や色素の沈着が認められるまでに深刻になった。
だが、大概において、性ホルモンの影響が出る思春期には完治するケースが多かった。
しかし、この頃より、食品添加物(着色料・化学調味料・保存剤・酸化防止剤・その他化学合成品)スナック菓子等が普及し始めるに従って、思春期が過ぎてもアトピー性皮膚炎は完治しなくなり、今では青年を過ぎても悩む患者は多い。
アトピー性皮膚炎と食品添加物、そしてスナック菓子の因果関係は濃厚と言える。
湿度とアトピー性皮膚炎の関係も決して無視は出来ない。

私の知り合いに、北里大学医学部・電子顕微鏡センターで室長を務める宮澤七郎という先生が居るが、宮澤先生の娘さんはアメリカの大学に留学していて、帰国後発症し、当時アレルギーを研究していた私のところへ治療の相談に尋ねて来た。
そのとき彼女から聞いた話を要約すると・・・

・アメリカに留学する前はアトピーの症状は出ていなかった。
・アメリカの気候は湿気が無く、カラッとしていた。
・帰国して一番気になったのが湿気の多さであった。

彼女は日本のジメジメした湿気が自分のアトピー性皮膚炎の原因になっていると思い、部屋に乾燥機を取り付け、湿気の多い場所には近づかないよう注意し、それまで食べていたスナック菓子は断念した。

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