オーツーのプレトリートメント

なぜプレトリートメント!?

1.プレトリートメント

オーツーパーマにおけるプレトリートメントとは、一般におけるトリートメントの意味ではありません。プレトリートメントは、

根元から毛先までの1液の反応タイムを均一にすることにあります。これを怠ると完全なるオーツーパーマは施術不可能になる訳です。

たまに耳にすることなのですが、「プレトリートメントをしなくても満足のいった結果は出てい ます」とおっしゃる方がいるのです。
オーツパーマの薬液は、それ自体がかなりレベルの高い品質に作られていますので、少しくらい適当に使っても良い結果は出るのですが、オーツーパーマの結果とはほど遠い仕上りです。そのため細部にわたって丁寧にプレトリートメントを行うことが必要とされるのです。

2.プレトリートメントについての考え方

プレトリートメントの目的は、1液の反応を、フレキシーやエクセルによってコントロールすることなのです。
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★エクセルの目的
エクセルは、通常の水と比較すると溶存酸素量がかなり高くなっています。
したがって、それを頭髪に付けることにより、1液の還元作用を抑えることが可能になります。

★フレキシー
ワインディング中に毛先がヨレヨレになってしまうダメージ毛にはパーマはかかりません。
そんな強度のダメージ毛に高分子ケラチンとフッ素化合物とレジンで皮膜を形成し、パーマの2剤で皮膜を固定してウェーブを出す特殊なトリートメントです。

3.プレトリートメント施術工程

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A直毛 — 硬毛 — 普通毛 — 非染毛・・・・・・・・15分・・・・・プレトリートメントなし

B 直毛 — 普通毛 — 乾燥毛 — 非染毛・・・・・・・11分・・・・・エクセル1回

C直毛 — 軟毛 — 乾燥毛 — 非染毛・・・・・・・・・9分・・・・・エクセル2回

D直毛 — 軟毛 — 乾燥毛 — 染毛・・・・・・・・3〜4分・・・・・エクセル2回

E 直毛 — ポーラスヘア — 超乾燥毛 — 染毛・・・1〜2分・・・・・エクセルローションを塗布した後にフレキシー塗布


BからEまでをプレトリートメントすると、毛髪はAと同質になり、Aの15分の施術タイムで均一なパーマがかかります。

4.感触

A 健康  : ツルツル
B 弱乾燥 : サラサラ
C 乾燥  : ザラザラ
D 強乾燥 : ガサガサ引っかかる
E ポーラス : ベタベタ、ゴワゴワ

毛髪を詳細にわたって観察した結果、上記のような毛質になります。毛髪診断で、A〜Eのような結果を得たと仮定します。
この場合、Eにはフレキシーとエクセル。
Dにはエクセルを3回、Cにはエクセル2回、Bにはエクセル1回塗布すれば、根元から毛先まで均一のパーマがかけられます。

むろん、Aにはなにも付けません。そしてプロセッシングタイムはAの15分ということになります。