シャンプーとヘアカラーのアレルギー、アレルギーの症状の違いを解析

アレルギーの症状は、皮膚が炎症して湿疹が出来ます。
症状の進行の仕方は、シャンプーとヘアカラーは違います。
ヘアカラーはアナフィラキシーで死に至るケースもありますが、
シャンプーは頭に湿疹が出来て痒くなり、フケが増えて薄毛になります。

アレルギーで皮膚が炎症して治るまでの症状を湿疹三角形で解析

湿疹三角形
アレルギーの成分が皮膚に付くと、
マスト細胞からヒスタミンが分泌され、
細静脈からリンパ液が染み出て、炎症して湿疹が出ます。

その湿疹はシャンプーでは皮膚が赤くなって痒くなる紅斑から
小さなブツブツが出る丘疹までですが、
ヘアカラーだと小水疱から膿が出る膿疱まで症状が進行して、
顔は怪談のお岩さんみたいに赤く腫れ上って、
最悪の場合はアナフィラキシー(引きつけを伴うショック症状)で
死に至るケースもあります。

シャンプーのアレルギー成分

洗浄成分

 ・ラウリル硫酸Na   毒性が強くまれにアレルギーを発症する
 ・ラウレス硫酸Na   毒性は弱いがまれにアレルギーを発症する
 ・コカミドプロピルベタイン   コンディショニング効果が高いがアレルギー成分
 ・POE系のノニオン界面活性剤   不純物のジオキサンが発ガン物質でアレルギーになる

防腐剤

・パラベン類 特にプロピル・ブチルのパラベンはアレルギー作用が強い
・メチルクロロイソチアゾリノン 括弧 ヨーロッパや韓国では使用禁止の防腐剤
・メチルイソチアゾリノン

シャンプーに入っているアレルギー成分は、ヘアカラーのアレルギーの症状と比べると、
アナフィラキシーで死に至る重篤なケースはありませんが、
アレルギーになる洗浄成分や防腐剤は、頭皮に痒味を伴う湿疹を生じさせて、抜け毛を増します。

ヘアカラーのアレルギー成分(重篤なアレルギーになる色素成分)

・パラフェニレンジアミン 暗褐色 括弧 それぞれの色素を組み合わせて
目的の色を作ります。
・パラアミノフェノール 明黄褐色
・トルエン-2.4-ジアミン 青紫色
・トルエン-2.5-ジアミン 明赤褐色
・P-メトキシ-m-フェニレンジアミン 紫青色
・P-メチルアミノフェノール 薄黄色
・P-ニトロ-O-フェニレンジアミン 黄橙色
・2-アミノ-5-ニトロフェノール 橙黄色
・2-アミノ-4-ニトロフェノール 橙色
・4-アミノ-2-ニトロフェノール 橙色
・ニトロ-P-フェニレンジアミン 赤色

安心・安全をアピールしているトリートメントカラーもアレルギー成分でかぶれます

トリートメントカラーの色素は皮膚や髪にイオン吸着しない直接染料(Direct)を使っています、
その為にカラーが頭皮や手に付いても、頭皮や手が染まりません。

直接染料の分子径は300前後で毛髪に浸透して毛髪を一時的に染めたように見せますが、
毛髪の線維にイオン吸着をしないので、シャンプーで色落ちしてしまいます。

又、直接染料の色素の構造はヘアカラーの色素の構造と類似しているので、
ヘアカラーと同じようにかぶれを発症させます。

植物色素のヘナもかぶれます

ヘナの色素のローソニア(2-ヒドロキシ-1.4-ナフトキン)
薄い褐色もパラ化合物なのでかぶれます。

ヘアカラーもトリートメントカラーもヘナもかぶれます。
カラーでカブレる人はヘアカラーを諦めるより仕方がないのでしょうか?

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